秋の高山祭
令和3年10月9日(土)~10日(日)
(令和3年「春の高山祭」の日に。古い町並みにて撮影)
≪各屋台蔵にて祭屋台をお披露目≫ ☚中止決定
新型コロナ感染症の影響を鑑み、ほとんどの行事の中止が決まった「秋の高山祭(八幡祭)」
残念ながら今年(令和3年)の「秋の高山祭」も新型コロナウイルス感染拡大を受け、祭り行事の中止が決まりました。
通常の屋台行事は中止し、各屋台蔵での屋台のお披露目のみ行うとのことです。
※9月2日、主催者より神事を除く全ての祭り行事の中止が発表されました。
毎年、20万人の観光客が訪れる「秋の高山祭」には観光業や飲食業、サービス業等における“集客効果”はもちろんのこと、地元の方々の意気の高まりへの期待も大きなものたと思います。かく言うわたしも例年とは違うかたちででも祭屋台が見られることをとても楽しみにしています。いました。
旅館やホテルの宿泊予約も「祭り行事の中止」の発表を受け、お祭り当日の予約をキャンセルされるお客さまもでているようです。
来年こそは“春の高山祭”、“秋の高山祭”とも例年通り開催され、またたくさんの方々がお祭りを見にきていただけることを切に願います。
毎年10月9日・10日に執り行われる「秋の八幡祭(旧高山城下町北半分の氏神様である櫻山八幡宮の例祭)」と、毎年4月14日・15日に執り行われる「春の山王祭(旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社(山王様)の例祭)」のふたつを指す総称が『高山祭』。
『京都祇園祭』『秩父夜祭』とともに『日本三大美祭』と呼ばれるお祭りです。
伝統の衣装に身を包んだ総勢数百名におよぶ祭行列がお囃子や雅楽、獅子舞に先導され祭地域をまわる「ご巡幸」幸・「ご神幸」。国重要有形民俗文化財に指定されている屋台がお披露目される「曳き揃え」。「からくり奉納」では屋台の上をまるで生きているかのように人形が動きまわります。夜には約100個の提灯を灯した屋台が町を巡る「夜祭」・「宵祭」。
来年は「高山祭」にぜひお越しください。(『飛騨高山』は祭の日以外も見どころいっぱいです。)